Infoseek 楽天

〝バキ童〟こと「春とヒコーキ」ぐんぴぃが映画初主演 共演の菅井友香とは目も合わせられず

東スポWEB 2025年1月30日 11時39分

“バキバキ童貞”(バキ童)こと、お笑いコンビ「春とヒコーキ」のぐんぴぃ(34)が映画初出演&初主演を務める「怪獣ヤロウ!」が24日、岐阜県で先行公開された。31日の全国公開を控え、撮影現場での裏話や共演した女優・菅井友香(29)への“もどかしい思い”を明かした。

同作は、岐阜県関市のバックアップで挑む「ご当地怪獣映画」。主演にぐんぴぃ、監督を務めるのは所属事務所タイタンの現役マネジャー・八木順一朗氏、製作総指揮は同社の太田光代社長という前代未聞の布陣で撮影に挑んだ。

「最初はドッキリかと思いましたよ。狭い焼き鳥屋さんで八木さんから『(主演の)山田一郎役をやってほしい』と言われて一回断ったんです。『良い話があってさ~』みたいな怪しい雰囲気だったので(笑い)」

ただ、中学時代から映画製作に取り組み、2020年にメガホンを取った長編映画「実りゆく」がブルーリボン作品賞にノミネートされた実力を持つ八木氏の熱意にほだされ、首をタテに。あれよあれよという間に撮影初日を迎えた。

本作は、市役所の観光課に勤める山田一郎(ぐんぴぃ)が、市長からご当地映画の製作を命じられ、かねて夢だった怪獣映画の製作に挑んでいく物語。映画初出演にして初主演という大役を務めるにあたって、意外な人物を参考にしたという。

「以前、嵐の櫻井翔さんが主演を務めていたドラマ『新空港占拠』(日本テレビ系)に出たことがあるんですけど、櫻井さんの座長っぷりがすごかったんです。全員に話しかけて場を絶対にピリッとさせない。僕なんかにも『吉野家のうまい食い方知ってます?』と聞いてきてくれて『牛定食をご飯にかけるとタレが多くておいしいのよ!』って答えました。こういう気遣いは大事だなって思って積極的に(共演者に)話しかけるようにしてました」

もっとも、本作のヒロイン・菅井とは話しかけるどころか、目も合わせられず…。というのもアイドル時代からのファンだったため、撮影に大興奮で向かったものの「全然自分からしゃべれない。本当に良い方なんですが。“映画撮影ロマンス”って実際にあるって聞いてたんですけど、どうしたら親密な雰囲気つくれるんですかね」と“バキ童”っぷりは変わらなかった。

現在は自身をモデルにしたグッズが製作されるなどマルチな活動を見せるぐんぴぃ。それでも活動の軸は芸人だと明言し「キングオブコント、決勝に行きたいです」と語気を強める。昨年大会は事務所の先輩「シティホテル3号室」が決勝に進出。さらに年末年始の日本テレビ系「ぐるナイ年越しおもしろ荘!」では「ネコニスズ」が優勝に輝くなど、タイタン勢の躍進が止まらない。

「多分タイタンが今までで一番売れようとしている時なんです。賞レースで結果を残して当たり前みたいな時代が来ると思います。『アメトーーク!』でタイタン芸人みたいなお話ができるくらい、頑張りたいです!」と意気込んだ。

☆ぐんぴぃ 1990年3月31日生まれ、福岡県出身。タイタン所属のお笑いコンビ「春とヒコーキ」として活躍中。2019年に受けた街頭インタビューで「バキバキ童貞です」とカミングアウトしてネットで話題を呼んだ。

この記事の関連ニュース