ソロアーティストで俳優の中島健人(30)が30日、東急プラザ渋谷で行われた「HOKUSAI:ANOTHER STORY in TOKYO」メディア先行内覧会に登壇した。
株式会社ギークピクチュアズは、葛飾北斎が生きた江戸の浮世にタイムスリップしたかのような次世代イマーシブ体験ができる同イベントを開催する。
この企画のコラボアーティストである中島は、シルバーの髪をなびかせて登場。葛飾北斎の印象について「日本が世界に誇れるジャパニーズアートアイコン。〝北斎先輩〟としてリスペクトしてます」と話した。また、もし現代に生きていたら「ドラマか映画で共演したい。日曜劇場とかで」と語った。
そんな葛飾北斎にちなみ「江戸時代にタイムスリップしたら?」と質問が飛ぶと「江戸アリーナがあったら江戸アリーナでライブしたい」と回答。先日東京・有明アリーナでのソロ初ライブを成功させている中島だが「(江戸時代に)マイクは存在しないけど、お客さんの前で表現する、そういう人生がしたい。江戸アリーナでライブをして、江戸前寿司を食べる」と願望を明かした。これに報道陣らから困惑の雰囲気が漂うと「皆さんもっと笑っても大丈夫ですよ」と苦笑した。
また、葛飾北斎は70歳を超えてから代表作の富嶽三十六景を発表している。中島は自身の70歳の姿に思いを馳せ「僕、100歳で人生の幕を閉じるっていうことをなんとなく想定してるので、まだ(70歳になっても)バリバリに生きてると思います。いったん宇宙でも行っときますかね。宇宙に行って歌だったり、ライブだったり、出来たらいいなって思います」と中島ワールド全開で宣言した。