今週、女性ラッパー、セクシー・レッドとコラボレーションした新曲「ファット、ジューシー&ウェット」をリリースした米歌手ブルーノ・マーズ。音楽配信サービス「スポティファイ」で同曲は1000万回以上再生され、すでに大ヒットとなっている。
昨年8月にリリースしたレディー・ガガとのコラボ曲「ダイ・ウィズ・ア・スマイル」は今週もビルボール「Hot100」を含む、複数のチャートで堂々の1位を記録するなど絶好調そのもの。
さらにスポティファイは27日、マーズが月間再生数1億5000万回に達した同プラットフォーム初のアーティストになったことを発表。それを受け、マーズはインスタグラムでファンに向けて「再生し続けてね! もうすぐ借金から抜け出せるから」と自虐ネタを投稿した。
実はマーズには昨年、ギャンブルによる借金が5000万ドル(約77億円)とのウワサが浮上。ラスベガスを代表する、カジノやホテルなどの統合型リゾート運営会社MGMリゾーツ・インターナショナルに巨額の負債があるというのだ。
米有料テレビ局「ニュース・ネーション」は内部関係者の話として、「現実的にMGMは彼を所有している」とした上で、マーズはMGMとのレジデンシー公演の契約で年間9000万ドル(約138億円)を稼いでいるが、税金を差し引いた後は借金返済に充てられていると伝えた。
MGMとの公演契約は2016年から始まり、昨年末に切れた。MGM側は米ニュースサイト「TMZ」に対し、マーズの借金説を否定している。