大相撲初場所で現役を引退した照ノ富士親方(33)が30日、東京・両国国技館で開かれた年寄総会に初めて出席した。
この日は黒系統のスーツ姿を披露し、年寄総会には日本相撲協会のジャンパーを着用して出席。「(ジャンバーは)ちょっと、サイズが小さいな…」と戸惑う場面もあった。親方になった心境を問われると「まだ実感がない。マゲもついているし、まだお相撲さんとして見られてるし」。引退から日が浅いこともあり、まだなじんでいない様子だった。
初場所後には自身と入れ替わるように豊昇龍(25=立浪)が横綱に昇進。「(初場所は)最後までよく粘った。集中力が良かった。相撲界を盛り上げてもらいたい」とエールを送っていた。