巨人・西舘勇陽投手（２２）が３０日に宮崎春季キャンプに先駆けた合同自主トレに参加。３日連続でブルペン入りし、キャンプに向けて入念な調整を行った。
西舘は練習後、報道陣の取材に応じ「体も元気にやれているので、順調にはやれてるかなと思います」とコンディションは万全の様子。その上で「シーズンに向けてしっかりアピールもそうですし、自分のピッチングとしてもしっかり状態を上げていけるように頑張りたい」と２日後に迫るキャンプインに向けて意気込んだ。
右腕の投球をブルペン裏から真剣な表情で〝見守る〟人物がいた。その人物は、巨人に新加入した田中将大投手（３６）だ。田中将からの熱視線に西舘は「分かってて、後ろから長野さんから『見てるぞ』と言われまして…」と説明しつつ「自分のやるべきことに集中して、やらないといけないこともあるので、そこ（視線）は気にせずやっていました」と見られていても〝ＮＯ緊張〟で乗り越えたことを明かした。
先発ローテーション入りを争うライバルとの勝負が始まる背番号１７。それだけに「これから実戦形式だったりオープン戦も始まるので、その中でしっかりとアピールをしなきゃいけない」と力強く語った。