フジテレビが30日、2月9日に両国国技館で開催予定の「日本大相撲トーナメント」の放送取りやめを発表した。
フジテレビは「2月9日(日)に放送を予定していた『日本大相撲トーナメント第四十九回大会』はテレビ放送を取りやめることといたしました。『日本大相撲トーナメント第四十九回大会』の興行は開催いたしますが、協議の上、一部内容を変更して実施する予定です」と興行の内容を一部変更することも併せて公表した。
フジテレビでは現在、元タレントの中居正広氏(52)の女性トラブルをめぐって騒動の渦中にあり、興行に協賛していたスポンサー3社が辞退する異例の事態に発展していた。
放送取りやめの発表を受けて、ファンからは悲鳴が続出。ネット上では「せっかく新横綱誕生で相撲界盛り上がってるのにとんだ冷や水ですなあ。今年はフジテレビ絡みのスポーツ中継はどうなるのか」「地上波民放では滅多にやらない大相撲中継が、このような形でなくなるとは…。フジテレビは、大相撲ファンまで敵に回してしまったということになりますね…」などと残念がる声が出ている。
中居氏とフジテレビをめぐる騒動の影響が、スポーツ界でも拡大していきそうだ。