埼玉・八潮市で大規模な道路陥没が起こり、トラックが転落した事故発生から30日、3日目を迎えた。
穴の中に取り残された74歳の男性運転手の救助活動は難航している。救助活動が難航しているのは、陥没が続き穴が拡大していること。
トラックが転落したとみられるのは28日午前9時40分ごろ。当初は直径約10メートル、深さ約5メートルほどだったが、直径約10メートルの新たな陥没が発生。1つの穴となり、現在は直径20メートル以上になった。現場で取材する報道陣も取材場所を後方に下げるよう指示を受けた。
消防によると、穴の周りでは現在も崩落が続いており、内部に大量のがれきなどが流れ込んだ状態だという。
そのため安全な場所から穴へと続くスロープを作り始め、重機を入れて救助活動を行う見通し。周辺住民も被害拡大を恐れ、不安な日々を過ごしている。