アメリカン航空の小型旅客機が29日午後9時(日本時間30日午前11時)ごろに、米国の首都ワシントン近郊で米軍ヘリ「ブラックホーク」と空中衝突した事故を受けて、ロシアフィギュアスケート連盟(FFKKR)が緊急声明を発表した。
今回の事故機には、ロシア出身でフィギュアスケート世界選手権ペアで優勝し、現在は米国でコーチ業を務めているエフゲニア・シシコワさんとワジム・ナウモフさん夫妻が搭乗していたとロシアメディアが一斉に報道。さらに息子を含め他にも選手が同乗していた可能性があると伝えられている。
こうした事態を受けて、FFKKRは「ワシントンでの悲劇に関連したFFKKRからのお悔やみの言葉」として声明を発表した。
「2025年1月30日 ロシアフィギュアスケート連盟、ロシアのフィギュアスケート選手、コーチ、審判、専門家は、ワシントンで起きた悲劇にショックを受け、深い悲しみを感じている。私たちは皆、犠牲者の家族や友人、そしてこの飛行機事故で才能あるジュニア選手や資格のあるコーチを失った米国フィギュアスケート協会に心から哀悼の意を表します。彼らの中には私たちの同胞もおり、国内フィギュアスケートに多大な貢献をしました」
大事故によりフィギュアスケート界に衝撃が広がっている。