放送作家の野々村友紀子氏が30日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO! Smile!~」に出演し、週刊文春の訂正記事について言及した。
昨年12月の週刊文春の記事では元タレントの中居正広氏の女性トラブルを巡りフジ編成幹部A氏の関与が報じられている。
昨年12月の文春記事では「X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた」としていたが、今年1月には「X子さんは中居氏に誘われた。A氏がセッティングしている会の延長と認識していた」と訂正。29日には週刊文春編集長が謝罪コメントを発表した。文春としては、事件前日にもA氏がX子さんを中居氏宅でバーベキューをしていることから「会の〝延長〟だったことは間違いありません」としている。
野々村氏は「一連の(フジテレビやその系列局の)スポンサーが離れて、フジテレビが(27日の)会見でもすごく詰められていた部分って、フジの社員が関与してるっていうところがすごく大きな部分だったと思う」と指摘した。
今回、弁護士の橋下徹氏に修正したことを指摘されたが、「指摘されなければ取りあげもしなかったんじゃないか。これで本当にいいのかな」と疑問を呈した。
週刊文春側は、依然としてA氏の関与は、延長線上にあるとしている。
「根拠も明確じゃないような気がして…。発表されている事実だけで考えたら、何かトラブルがあったのは変わらないかもしれないが、フジテレビの社員(A氏)が関わった、それが性接待へのセッティングだったんじゃないかって、世間もそうなってしまった。これは重大な発表になるんじゃないか」と指摘した。