巨人・大城卓三捕手(31)が宮崎春季キャンプに先駆けた3日間の合同自主トレを終え、心境を語った。
大城卓は昨シーズン、96試合に出場し、打率は2割5分4厘をマーク。だが、先発捕手の試合数は34試合と一昨年シーズンの125試合と比べて大幅に激減。思うようにいかないシーズンとなった。
だからこそ、昨オフからは全体的なレベルアップを目標に練習に励んだ。それでもまだ現状に満足していない。大城卓は「もう一回、一からのつもりで自分を追い込んでトレーニングをしてきました。これからキャンプが始まるのでしっかりアピールしていければと思います」とストイックな姿を見せた。
2023年WBCでチームメートだった甲斐拓也捕手(32)が巨人に新加入した。同級生であり、気心知れる仲だからこそ、負けられない思いは一段と強くなった。「もちろん負けたくないし、ライバルなんですけど、同時に心強い仲間でもあると思います」と本音を吐露。その上で「その中で自分の存在感をどう出せるかだと思います。とにかくチームとして日本一になるということが一番大事だと思ってやっていきたいです」と闘志を燃やした。