パリ五輪陸上女子200メートル金メダリストのガブリエル・トーマス(米国)が、最近受けた恐怖体験を告白し、話題となっている。
英メディア「デーリー・メール」によると、ハーバード大卒の才女としても知られるトーマスは最近、シカゴとマイアミの空港で3~6人の男性が自分を待ち受けていたことを、自身のSNSで告白した。「彼らは私のフライト情報を知っている。空港の正面玄関の正しいコンコースに現れるか、彼らは航空券を持っていて、セキュリティーなどを通過して私のゲートに現れるのです」とストーカー行為に悩まされていることを明かした。
男性らはトーマスの写真など40枚ほどにサインするよう依頼してくるという。「彼らがそれらで何をしているのかわかりません、おそらく売っているでしょう、私は気にしません。私が怖いのは、彼らが私のフライト情報を持っていること。何時に飛行機で出かけるのかさえわからない時があるし、フライト情報は誰にも教えないのに」と、情報が筒抜けになっていることに恐怖を感じているという。また、サインを断ると、集団は「彼らは本当に攻撃的で敵対的になる」と明かした。
この話題に女子テニスのスター、ココ・ガウフ(米国)も同調。「これは私にも起こること。どうしてなのかわからない。空港の誰かが彼らに教えているのかも」と推測した。
つきまとわれてサインを求められては、心身ともに疲労するばかり。対策が必要なようだ。