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岩屋毅外相の議員宿舎に見知らぬ女性が侵入 〝無法地帯〟で起きたミステリー

東スポWEB 2025年1月31日 6時8分

議員宿舎の部屋に侵入した見知らぬ女の謎――。自民党の岩屋毅外相が入居する東京・赤坂の衆院議員宿舎の部屋に女が侵入していたことが30日明らかになり、永田町ではさまざまな憶測が広がっている。

不審者侵入はこの日、デイリー新潮が報じた。岩屋氏が今月23日にトランプ米大統領の就任式出席から帰国し、宿舎に戻ったところ鍵がかかっており、インターホンを鳴らしたところ中から見知らぬ40代くらいの女性が出てきたという。女性はそのまま部屋から逃げ出したが、翌日、再び議員宿舎に姿を見せ、警察に確保されたという。「外務省に頼まれた」「岩屋大臣に呼ばれた」などと話しているという。

岩屋氏は不審者の侵入があったことを認め、「すぐにお帰りいただいたので何の被害もなかった」「警察当局、宿舎の管理会社にこういうことがあってはならないので警備を強化してほしいと伝えた」と報道陣にコメントした。

議員宿舎は永田町の議員会館から徒歩4分ほどに位置する。石破茂首相も今月に首相公邸に引っ越したが、部屋は残ったままだ。出入り口には警察が常駐し、物々しい警備態勢が敷かれているはずだが…。

永田町関係者は「実際は万全なセキュリティーとは言えません。入り口の出入りはカードキーが必要ですが、訪問先の許可があれば入れますし、各部屋はオートロックですらない。岩屋氏も外遊に出る前に鍵を閉め忘れていたと報じられている」と指摘する。

議員宿舎は同居する家族以外の出入りは原則禁じられているが、実際は秘書や関係者も出入りしているのが実情。過去には女性を連れ込んだり、マッサージ嬢にカードキーを渡していた議員が週刊誌報道されるなど〝無法地帯〟となっていることが明らかになっている。

「衆院の議員宿舎は誰がどの部屋に入居しているかは公開されていないし、同じフロアに住んでいる議員が分かる程度。女がどうやって岩屋氏の部屋を突き止め、しかも運よく無施錠だったというのが腑に落ちない。何らかの方法で知っていたのか、過去に訪れたことがあれば説明がつきますが…」(同)

岩屋氏は先月、中国を訪れた際に中国人向けの短期滞在ビザの緩和措置を明らかにしたことで、自民党内で紛糾している最中とあって、「不法侵入した女の素性や背後関係を徹底的に調べるべき」との声も上がっている。

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