サウジアラビア1部アルヒラルと契約を解除したブラジル代表FWネイマール(32)は30日(日本時間31日)に古巣で同国1部の名門サントスに復帰することを表明した。
世界的ストライカーは自身のSNSを更新し「みなさん、昔に戻ったような気分です。私は家族や友人と一緒にここに集まっています」と書き込んだ上で「家族や友人は私の決断をすでに知っています。サントスと契約を結ぶことになりました」と宣言。12年ぶりに白と黒のユニホームを着用することになるという。
ネイマールは「この瞬間を望んでいた世界中のファンに感謝したいです。世界でも有名なクラブを去ってからほぼ12年がたちましたが、昨日のことのように思えます。クラブとファンに対する気持ちは決して変わりません」「サントスだけが私に必要な愛情を与えてくれる」など、素直な胸中を記した。
ブラジル各メディアによると、ネイマールとサントスの契約は今年6月末まで。31日に正式サインする予定という。背番号は〝サッカーの王様〟こと元ブラジル代表FWペレ氏の死後、欠番となっていた10番になる見通しだ。