欧州リーグ（ＥＬ）１次リーグ最終戦（３０日＝日本時間３１日）、レアル・ソシエダード（スペイン）の日本代表ＭＦ久保建英（２３）は本拠地のＰＡＯＫ（ギリシャ）戦で２―０とリードした後半２８分から出場し、積極的にゴールに迫るなど好プレーを見せた。そのまま勝利したチームは４勝１分け３敗の１３位で、決勝トーナメントをかけたプレーオフ（ＰＯ）進出を決めた。
スペインメディア「ＥＬＤＥＳＭＡＲＱＵＥ」は選手採点で久保に５点を付けて「彼はエネルギッシュにチャンスを狙っていた」と高評価。しかし、スペイン紙「ムンド・デポルティボ」は久保がターンオーバーで途中出場だったことから「休めるようになったときの日本人の意外な姿。彼はほとんど参加しなかった」と伝えていた。
久保のＲソシエダードはプレーオフで１９位となったＤＦ毎熊晟矢（２７）の所属するＡＺアルクマール（オランダ）と対戦する可能性があり、決勝トーナメント進出をかけて日本人対決となるかもしれない。さらに勝ち上がった場合は１回戦でマンチェスター・ユナイテッドかトットナム（ともにイングランド）と激突することになる。