ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)が親友で契約延長交渉が難航しているブルージェイズのウラジミール・ゲレーロjr.内野手(25)を心配している。ブルージェイズの元同僚で、ともに自主トレもする仲のいい2人だが、ドジャースと再契約したTヘルナンデスに対し、ゲレーロは交渉が停滞。今年の単年契約こそ交わしているが、長期の延長交渉が進まず、このままならトレード、もしくはシーズンオフにFA争奪戦になってしまう。
ゲレーロも残留を臨んでおり、球団も看板スターを手放すわけにいかない。そんな状態にTヘルナンデスはポッドキャスト「ファウルテリトリー」で「なぜ契約を延長しないのか分からない。この3年間、彼は150試合以上にプレーしているし、健康でいる。球団が引き留めようとしないのを見ると、少し腹が立つことがある。ブルージェイズも彼にそんなことになってほしくないと思っているはず。彼は残留したがっているので、うまくやってくれるといいが…」と心配し「でも結局はビジネスだし、自分と家族にとって最善のことをしなくてはならない」と複雑な思いを打ち明けている。
ゲレーロは少なくとも4億5000万ドル(約698億円)を要求し、球団との差は1億ドル(約155億円)あると見られている。2月18日の春季キャンプまでにまとめたいとしているが…周囲は気をもむばかりだ。