ピン芸人・永野（５０）と音楽ユニット「ホフディラン」の小宮山雄飛（５１）が都内で３１日、ドキュメンタリー映画「ｂｌｕｒ：Ｔｏ Ｔｈｅ Ｅｎｄ」の公開初日を記念したトークショーに出席した。
同作は一昨年夏に８年ぶりのアルバムで再始動を果たしたＵＫロックバンド「ｂｌｕｒ（ブラー）」の感動的復活を追ったドキュメンタリー。３２年越しの集大成ライブを撮った映画「ｂｌｕｒ：Ｌｉｖｅ Ａｔ Ｗｅｍｂｌｅｙ Ｓｔａｄｉｕｍ」もこの日封切られた。
２人はｂｌｕｒ：の大ファン。小宮山が永野の著書を読み、永野もｂｌｕｒファンと知って今回のトーク相手に指名した。映画のパンフレットは、図鑑かと見紛うようなハードカバーの豪華な作り。締めの言葉を求められた小宮山は「こん中の対談があるんですよね。あるミュージシャンとあるお笑い芸人さんの対談が。〝何でその２人なの？〟っていうのが。〝何で我々じゃないの？って」と、その人選に物申した。
永野も同意見だった。「悪く言いたくないすけど、この対談はぜひ見てほしいのが、あるミュージシャンと（芸人が）…我々より全然詳しいこと話してんすけど、なんか、思いが…。あ、なんかポワッとしてんですよ。なんかどこが好きなのそれでｂｌｕｒのみたいな。ちょっとムカつきますね」
小宮山が「〝アンタ、だってｂｌｕｒよりマイケル・ジャクソンのほうが詳しいじゃん〟って人が…」とミュージシャンをイジれば、永野も「なんか、知識はスゴイすよ。だけどなんか、熱を感じない対談なんですよ」とダメ出ししていた。
パンフで対談しているｂｌｕｒファンは、シンガーソングライターの西寺郷太（５１）とお笑いコンビ「ニューヨーク」の嶋佐和也（３８）。