米スポーツサイトのブリーチャーリポートは31日(日本時間1日)にMLBの最新のFA契約とトレードを採点し、その中でナショナルズが小笠原慎之介投手(27)と2年350万ドル(約5億4000万円)で契約したことを当たり障りなしの「C」と評価した。
同サイトは「(小笠原が)26歳だった昨季、日本で防御率3・12をマークしたが、それを鵜呑みにしてはならない」と警告。その理由を「彼は144回1/3で82個の三振しか奪っていない。そのほとんどの登板をシャープなコントロールに頼っていた」と説明した。
その上で起用法を「ナッツ(ナショナルズの愛称)のロングリリーフかスポットでの先発という位置づけのようだ」と予想した。契約後にリゾ編成本部長は「我がチームの先発投手として活躍してくれると信じている」と期待を寄せる一方、「間に合わないのなら3Aに降格させる」と予告している。地元紙ワシントン・ポスト(電子版)は先発4、5番手が見込まれると伝えていた。
ナショナルズのバッテリー陣は2月12日(同13日)、フロリダ州ウエストパームビーチにある球団施設でキャンプイン。オープン戦は22日(同23日)から3月23日(同24日)まで、フロリダ州で全29試合が組まれている。与えられたチャンスで確実に結果を残すしかない。