ボクシングの元世界2階級制覇王者でKWORLD3ジムの亀田大毅会長(36)がWBOアジアパシフィック・バンタム級王者の那須川天心(26=帝拳)が元WBO世界同級王者ジェーソン・モロニー(34=オーストラリア)と激突する試合(24日、東京・有明アリーナ)を徹底予想した。
同会長は自身のユーチューブチャンネルを更新。モロニーがサウスポーを苦手としていることから「サウスポーを克服してきていたら天心選手が勝つのは難しいと思いますね」としながらも「1ラウンドは距離をとってジャブの探り合い。モロニー選手は(探り合いが)ヘタなんですよ」と分析。その上で「天心選手はテンポが速い選手なので1、2、3ラウンドは絶対に取りたい。残り7ラウンドなので計算できる。取ったら行けますよ。判定決着」と断言した。
元世界王者は「ここでも(モロニー戦)突破したら、もういつでも行ける」とし「25年の暮れくらいに(WBO世界同級王者の)武居(由樹=28、大橋)選手とビッグマッチをやってもらいたい」と年内の世界挑戦を待望。同会長は「天心選手みたいなスターがベルトを何本も巻いて上に行ったらボクシングが盛り上がると思いますよ」と今後に期待していた。