カーリングの日本選手権(2日開幕、神奈川・横浜BUNTAI)を前に、女子の北海道銀行でサードを担う仁平美来は、悔しさを力に変える覚悟だ。
前回大会は決勝にコマを進めるも、SC軽井沢クラブに敗れて準優勝。1日に神奈川・横浜市内で行われた記者会見では「とても大きなすばらしい会場で、たくさんの観客の前で試合をできることをすごく楽しみに思っているし、今からワクワクしている。チームとしては、昨年の準優勝から何が足りなかったのかを3か月の海外遠征やたくさんのトレーニングの中で課題を克服して今ここにいる」と力強く語った。
ミラノコルティナ五輪への道をつなぐには、今大会での優勝が求められる。「私たちのチームはストーンマネジメントという部分にすごい重点的に取り組んできた。よく分からないアイスだからこそ、みんなでストーンマネジメント、アイスマネジメントに重点を置いていきたい。五輪はすごく意識してしまう部分ではあるけど、今やるべきことに集中してチーム全員で取り組んでいきたい」と抱負を述べた。
2日の初戦は北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレと相まみえる。難敵を相手にスタートダッシュを切ることはできるか。