巨人の阿部慎之助監督（４５）が１日に宮崎春季キャンプ初日を迎え、新たにチームに加わった甲斐拓也捕手（３２）、田中将大投手（３６）について言及した。
オフの大型補強でチームに加わった両選手。甲斐はブルペンでマスクをかぶり若手投手たちの白球を受けると、田中将も久保投手巡回コーチによるマンツーマン指導を受けながらフォームの確認を行った。
阿部監督は甲斐について「もう、バリバリ練習してきたんだろうなというのは見ていて分かりますし、ケガしそうだなと思った時にこっちが止められればいいかなと思います」と順調な調整を重ねてきた名捕手を称賛。田中将については「（久保コーチが）本人と昨日も映像を見ながらいろいろとやっていただいていたので、一任して。本人も素直に受け入れて今日も練習をやってくれていたので、良くなることを信じて見届けたいなと思います」と期待を込めた。
阿部監督にとっても監督就任２度目、リーグ優勝を経験して迎える宮崎春季キャンプ。昨年同様、朝から悪天候で終日室内練習場での練習となったが「本当にワクワクして入れましたし、あいにくの大雨で、今年も去年と同じ（雨での）スタートになったので縁起がいいかなと思います（笑い）。」と〝阿部節〟でキャンプ初日を総括した。