元衆院議員の宮崎謙介氏が1日、関西テレビ「ドっとコネクト」に出演。「週刊文春」が中居正広氏のトラブルを巡るフジテレビの報道記事を〝訂正〟した件にコメントした。
昨年12月の週刊文春の記事では中居氏の女性トラブルを巡り、被害女性X子さんは「フジ編成幹部A氏に誘われた」と報道。フジ社員の関与を指摘していた。
しかし、今年1月には「X子さんは中居氏に誘われた。A氏がセッティングしている会の延長と認識していた」と記述。同27日に電子版の有料ページに「追記」を掲載し、翌28日なって無料ページに「訂正」を掲載し、謝罪した。一方で、事件前日にもA氏がX子さんを中居氏宅でバーベキューをしていることから「会の〝延長〟だったことは間違いありません」と主張している。
この変化について、同誌インタビューで橋下徹氏が「しれっと誤りを上書きしていた。不誠実だ」と批判。記事訂正のきっかけを作っている。
この経緯について共演の山本浩之アナが「有料版で訂正したんでしょ。最初。わからないですよね」と苦言を呈すると、宮崎氏は「隠蔽しようとした空気感が出てると僕は思いますよ」と指摘。
続いて「こそっとしれっと触れてくれるなみたいな感じが、有料の電子版(には感じる)。『ほとんど知られずににいってくれたらいいな』ぐらいのがあって、橋下さんがここで大きい声を上げてくださったんでこうなってると思う」と分析し「もしあのまま誰も声上げる人がいなかったらどうなってたんだろうか?ってちょっとおもしろいなと思って見てたんですけど」と感想を述べた。
その上で「やっぱりね、攻撃力の高い文春でさえも防御力弱いんだなって僕は感じましたね」と素直な気持ちを吐露した。