新横綱豊昇龍(25=立浪)が1日、東京・両国国技館で行われた千田川親方(元幕内徳勝龍)の引退相撲に参加。国技館で初めて横綱土俵入りを行った。
前日に明治神宮での土俵入りで、約3500人の見物客を前に力強い雲竜型を披露していた。この日も行ったが、途中でミスがあったようで「〝新横綱〟と呼ばれた瞬間に緊張した。(土俵入りの)最後の手のところで一瞬間違えたけど、間違えてないふりをした。まだまだ勉強しないと。あと何回かしたら慣れると思う」と苦笑いを浮かべた。
支度部屋では、横綱の定位置である一番奥に陣取った。「うれしい。みんなのことが全部見えるね」と笑顔を見せた。
前日には明治神宮に、叔父の元横綱朝青龍(44)がモンゴルから駆けつけていた。豊昇龍は「(その後は朝青龍と)会ってないし、会話もしてない。(今後)会う予定はある」と明かした。