演歌歌手・小山雄大（２１）が１日、北海道江差町で行われた「第２５回冬江差“美味百彩”なべまつり」に出演。同イベント内で「江差観光ふるさと大使任命式」を執り行われ、委嘱状を受け取った。
デビュー曲「道南恋しや」の歌詞に登場する江差は「江差追分全国大会」で何度も訪れた場所であり、「第１７回江差追分少年全国大会」で優勝を飾った本人にとって思い入れの深い場所だ。
「道南恋しや」は「第６６回日本レコード大賞」で新人賞を受賞。同曲のミュージックビデオは１年足らずでユーチューブ再生数１２０万回を突破するなど、歌唱を通じたＰＲ活動が認められ、江差観光ふるさと大使に任命された。
江差観光コンベンション協会の西海谷望会長から委嘱状を受け取ると小山は「幼いころから追分の全国大会で毎年のように通っていた江差町から観光大使に任命いただきまして本当に嬉しいです。『道南恋しや』をこれからも大事に歌っていくことで、江差町をＰＲしていきたいです」とコメントした。
歌謡ショーでは事務所の先輩である三山ひろしの「北海港節」や、デビュー曲の「道南恋しや」などを歌唱。さらにアンコールでは今年３月５日にリリースが決まっている最新曲「じゃがいもの花」を披露した。小山は「『花言葉は 恩返し…』という歌詞の通り、この『じゃがいもの花』でお世話になったファンの皆様、弦先生、さわだ先生、松前社長、三山先輩に恩返ししたい。またじゃがいもは北海道の特産品。『道南恋しや』に続いて『じゃがいもの花』も北海道の皆様に愛してもらえるようたくさん歌っていきたいです」と新曲についての意気込みを力強く語った。
また、この日、「じゃがいもの花」のジャケット写真と最新アーティスト写真を公開。北海道の夏空をイメージした背景に北の大地に凛と咲くじゃがいもの花をイメージしたスーツを着用した。楽曲のテーマである「おもいやり」や、「母への感謝」を表現した暖かなビジュアルに仕上がった。