お笑いコンビ「アインシュタイン」河井ゆずるが1日放送のMBSテレビ「痛快!明石家電視台」に出演。「キングオブコント(KOC)」決勝進出歴のある後輩芸人にブチギレた過去を明かした。
この日のゲストは昨年のKOCで決勝に進出した「cacao」(浦田スターク、高橋、たっぺい)。アインシュタインはcacaoと絡んだことはあるか?と聞かれた河井は「僕ら漫才劇場で何回か。でも、一緒にライブとかはない」と返答したが、すぐさま浦田が「でも、一回キレられたことが…」と告白した。
MCの明石家さんまは「うそやん! 河井が珍しいな!」と声を上げたが、河井は「いや、僕、あいさつがどうとかは結構言うので」と証言した。
これは劇場出番が一緒になりcacaoが河井に初めて会った時の出来事だそうで、浦田は「ごあいさつはさせてもらおうと思って、ちょこちょこ楽屋見に行っとったんですけど、『なかなか居はらへんな…』みたいなんであいさつできなかったけど、出番が来てもうたから、出囃子鳴ってて『行こか』ってぐらいの瞬間に急に現れて『あいさつないやろ、お前ら!!』って言ってきて」と回想。あまりのタイミングに「トラップを仕掛けられたんです」と訴えた。
これに河井は「僕、袖で何回もすれ違ってるんですよ。何回もすれ違ってんのに『こいつら、あいさつして来へんな』と思いながらずっと待ってたんすよ」と反論。
すれ違ったのは高橋とたっぺいだった。しかし、河井はcacaoがトリオと知らなかったそうで「2人は確実に会ったんです。で、『こいつらコンビ揃って、目合うたのに全然あいさつ来へんな…』と思って、ウワァ!と怒ったんです。で、本番ネタ見たら『あ、トリオやった』と思って」と頭をかいた。後になって「多分、3人揃った状態であいさつしようとしてくれてた」と想像したという。
とはいえ、さんまは「なんで、一人ずつあいさつ行けばよかったのに? なんでせえへんかってん、ほんとに」と納得いかない様子で、高橋は「ホンマに会ってなかったと思って」と弁解した。
すると河井は「僕からしたら、その観察力のなさも腹立ったんすよ。あんな劇場ですれ違って、人ゴミがブァ~っとおったんやったら分かるんすけど。何回も俺は見たぞ!っていう」とぴしゃり。
さらに先輩をヒートアップさせてしまい、浦田は「こんな怒られるんやったら、この話せんかったらよかった」と頭を抱えていた。