西武・西口文也監督(52)が1日、キャンプ初日を満足そうに振り返った。
チームとして3年ぶりの1日キャンプインはあいにくの雨天。しかし、選手は室内練習場で精力的な動きを見せ新指揮官を安心させた。
西口監督は「どれくらい練習してきてくれたか確かめる意味で動きを確認した。初日にしては十分な練習ができた」とコメント。その中でも初日からブルペンに入った二軍監督時代の〝教え子〟菅井信也投手(21)の投球には目を細めた。
「この時期には考えられないくらい、いい球を投げていた。入団当初から見ているピッチャーなんでね。年々成長していってくれている」と西口監督。先発ローテーションの重要なピース・武内夏暉投手(23)の出遅れが決定している。その穴を埋める候補の中に、もちろん菅井も入っている。
指揮官は「代わりの選手はチャンスになるかもしれない。いい経験を積めるという意味では、その選手にとってプラスになると思うし、チームにとってもプラスになるかもしれない。若い選手はチャンスがあると思う」と菅井に限らず、同年代の黒田将矢、山田陽翔といった新戦力の台頭にも期待している。