ボートレース三国のGⅠ「第68回近畿地区選手権競走」が2日、開幕する。
湯川浩司(45=大阪)が前検のエンジン抽選で引き当てた38号機は、上位の一角。昨年12月の開催では、佐々木翔斗にデビュー初Vをもたらすなど、近況の動きは光る。
「いいエンジンみたいですね。整備士さんが絶賛してましたからね。ただ、自分のやりたい形、いつもの伸びを求める形にペラは叩いちゃったので、それまでの足は分からないけどね。特訓はスタートがバラバラだったので、足の特徴とか比較はよく分からなかったけど、パワーは感じました」と早くも素性の良さを感じ取り、信頼を寄せる。
当地は2021年2月の第64回大会以来と久々だが、その時は優出(6着)している。「あまり来ないけど、嫌いじゃないですよ」と、V歴ある水面のイメージはいい。不安材料はなく、近畿チャンプ初戴冠へ好発進を決め、勢いをつけたい。