ブラジル代表FWネイマール(32)が、サウジアラビア1部アルヒラルとの契約を解除し、古巣である母国1部サントスへ半年契約で復帰した。
ブラジル代表歴代最多得点を誇る英雄を迎え入れるべく、1月31日には本拠地でお披露目され、地元ミュージシャンのコンサートが行われた。大いに盛り上がったイベントを10番のユニホームに身を包んだスーパースターも楽しんだ様子で、スポーツメディア「ESPN」によると「戻ってくることができて、とてもうれしい。ピッチでプレーする自信と幸せを取り戻さなければならない」と喜びを語った。
さらに「もちろん、ブラジル代表チームに戻りたい。自分には達成すべきことがあるし、これが最後だと思っている使命もある。どんな方法でもそれを追い求めるつもりだ」。2026年北中米W杯でブラジルとして6度目、自身初の優勝を目指す意向を示した。
ブラジルメディア「UOL」によると、今回の復帰にあたって大幅減俸になったという。アルヒラルでは日本円にして年俸約161億円だったが、サントスでは、月収約2600万円(年俸換算で3億1200万円)ほど。ただ、肖像権から得られる収入の90%が入ってくるとのこと。ただ、月額約1億6000万円ほどで、サウジアラビア時代の収入とはほど遠いが、母国でキャリアを立て直すことを優先したようだ。
今後に向けてサントス側は契約延長を望んでいるというが、すんなりといくのだろうか。