ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が1日(日本時間2日)、ドジャースタジアムで行われたファンイベント「ドジャーフェスタ」に出席。大谷翔平投手(30)の二刀流解禁について見通しを語った。
指揮官は「大谷の投手復帰は5月くらいか?」の問いに「そのくらいだと思うけど、早いこともあるかもしれない。オフシーズンの初めの頃に(3月の)ジャパンシリーズではないと話したが、彼はそこでは投げないだろう。スプリングトレーニングで彼の投球プログラムの様子を見てから決めていくだろう」とプランを明かした。
大谷はエンゼルス時代の2023年9月にトミー・ジョン手術を受けている。指揮官は投球再開について慎重な姿勢を崩さなかった。
またワールドシリーズ第2戦で脱臼した左肩を昨年11月に手術。打撃面への影響については「(影響は)ないと思っている。確かに彼が言ったように肩関節唇が張っている感じもあるかもしれないが、肩の後ろなので、多くの打者にとってより大変なのは前の肩。ショウヘイが左打者で、後ろ肩のケガであることから心配は少ない」と心配はないとした。
大谷の打撃については映像でも確認したという。「彼は一生懸命トレーニングし、すでにとても強く見えるし、投球プログラムも止まったりしていないから順調だと思う。最近見たバッティングのビデオではこのオフ手術を受けたようには見えないものだった」と指揮官は回復ぶりに笑顔を見せた。