ドジャースの大谷翔平投手(30)が1日(日本時間2日)、ドジャースタジアムで行われたファンイベント「ドジャーフェスタ」に2年連続で出席。佐々木朗希投手(23)獲得の裏話を明かした。
キャンプに向け大谷は「佐々木選手も入ってきますし、ちょっと違う感じになるんじゃないかなとは思ってます」と目を輝かせた。
「佐々木にどんな言葉をかけたのか?」との質問に「僕はドジャースに所属してるっていう前に、日本人の選手として少し早めにこっちに来てやらせてもらってる立場として、本当にどこを選んでも彼が選んだところが正解だと思ってるので。それが最終的にドジャースで一緒にプレーできるっていうのは本当に幸せなことですし、本当に僕からはどこ選んだとしても正解だと思うよっていうふうには伝えました」とあくまでも本人の希望を尊重したという。
チームメートへの助言は惜しまない。「本当に素晴らしい組織ですし、ファンの方々も素晴らしいし、コミュニティも素晴らしいし、本当に来てもちろん後悔はしないと思うよっていうことも伝えましたし、本当に彼自身がのびのびプレーすれば必ずいいシーズンになるんだとは思ってるので、そのサポートを、少しでもキャンプのうちからできればいいかなとは思ってます」と全面バックアップを約束した。
また「デコピンと佐々木のラムは友達か?」と聞かれると「He never met yet(デコピンはまだ会ったことないんだ)」と笑いながら英語で返した。
大谷は佐々木とは昨年12月に山本由伸も交えて食事をすると、1月にもデコピンを同行して球団食事会に参加。大谷は「もちろん一緒にできればうれしいっていうことはもちろんね、僕も伝えてますし。それよりも彼自身の成功であったりとか、個人的にここの舞台で成長していけることを僕自身も応援してるのでっていうことは伝えましたし、それがドジャースならうれしいなっていう感じでした」と若武者との会話を振り返った。