イングランド・プレミアリーグのブライトンが、サウジアラビア1部アルナスルから届いた日本代表MF三笘薫(27)への巨額オファー拒否したことが現地でも話題となっている。
現地報道によると、最終的に9000万ポンド(約173億円)の提示だったとされていたこともあり、驚きを持って受け止められた。そんな中、英メディア「BBC」は、ブライトンは三笘を売却すべきかどうか、サッカーファンの意見を紹介した。
まずは反対派の声。「9000万ポンドの値上げオファーがあったとしても、貴重な選手を売却すべきではない。移籍市場の終盤で彼に代わる選手を見つけることは不可能だ」「私自身は金銭より三笘が提供するクオリティーの方が価値があると思う」「三笘を売却したらブライトンは終わりだ。モイセス・カイセド、アレクシス・マカリテルを手放すよりも悪い結果になるだろう。彼はそれほど重要な選手だ」といった考えだ。
一方で、柔軟な対応も良しとする意見も。「三笘が去るのは残念だが、適切な価格、1億ポンド(約192億円)以上であれば、手放さない理由はない。彼はもはや未知の存在ではないし、マンチェスター・ユナイテッドのような戦術的に未熟なチーム相手には輝きを見せるが、ブレントフォードやエバートンのような、2人の選手を張り付かせてマークするチームには手玉に取られている」との指摘もあった。
その三笘は1日に行われたアウェーのノッティンガム・フォレスト戦に先発し、前半だけで退いた。チームは0―7で大敗した。