侍ジャパンの井端弘和監督（４９）が２日、沖縄県・北谷の中日キャンプを視察。ドラフト１位ルーキー・金丸夢斗投手（２２）への期待を口にした。
この日から１２球団のキャンプ視察を開始した井端監督が最初に訪れたのは井上監督のもと新たなスタートを切った中日のキャンプ。「選手は監督が変わればフラットになると思いますのでどの選手にもチャンスがあると思う。ケガなく１シーズン終えてほしいと思います」と古巣にエールを送った。
昨年秋のプレミア１２にも出場した高橋宏斗投手（２２）については「昨年素晴らしい成績でしたので今季もさらにレベルアップしてほしいと思います。こちらとしてもシーズン、ケガ無く終えてもらってＷＢＣに来てもらえればいいなと思います」とドラゴンズの新エースに高い期待を寄せている。
また昨年腰を痛めた影響で二軍スタートとなったルーキーの金丸については「彼が大学１年生から見ています。順調に大学生活で伸びてきているということで昨年春、ジャパンに呼んだんですが、そのときでも十分ジャパンクラスのボールを投げていた。体が万全ならチャンスはあると思います」と高く評価。金丸は昨年３月に行われた欧州代表との強化試合で侍ジャパンデビュー。２回４奪三振のパーフェクトピッチングを披露している。