弁護士の橋下徹氏が2日、「日曜報道 THE PRIME」(フジテレビ系)に出演し、元タレントの中居正広氏のトラブルを巡って、週刊文春が記事を修正したことに言及した。
橋下氏は「週刊文春は訂正しましたが、ここでフジテレビは調子に乗ってはいけません」とピシャリ。その後、番組では週刊文春は当初、女性がフジテレビの社員A氏に誘われたとしたことを中居氏が誘っていたことに修正した経緯などを説明した。
梅津弥英子アナウンサーは橋下氏が文春のインタビュー記事がきっかけで、訂正の流れになったことを説明した。橋下氏は「僕がもうさんざん文春に対して、文句を言ったのを記事化したというところでは報道機関としてはしっかりやったなというふうに思う。やはり文春は権力者が今、一番恐れている存在であることは間違いない。僕は嫌いですけど、やられたから。でも社会の中で役割があると思う」と言及した。
続けて「それだけの存在感があるんだから訂正するんだったら核心的な部分だからもっと早く。気づいたのは1月6日と文春は言っている。中旬ぐらいまでに言っておけば、フジテレビの10時間会見の雰囲気は変わった。会見で質問した人も文春が記事を訂正していることをちゃんと読んでから質問しようよって思いましたけど、フジテレビの経営陣も言ったうえで会見に臨むべきだった」と修正前の記事がベースで会見が進んだことに苦言を呈した。
橋下氏は「ただ、トラブル当日は社員が誘ったわけではないが、その前に社員と中居さん、女性との会合はあったというのは事実みたいなので、フジテレビ社員の飲み方、あり方が時代にあっているかは第三者委員会で明らかにしなければいけない」と指摘した。