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【陸上】若林宏樹がマラソン日本最高&学生新記録を樹立 ファンから引退惜しむ声「実にもったいない」

東スポWEB 2025年2月2日 15時3分

陸上の別府大分毎日マラソン(2日、大分市高崎山うみたまご前発~大分ジェイリーススタジアム着=42・195キロ)が行われ、学生最後のレースとなった青学大の若林宏樹(4年)が日本学生新記録の2時間6分7秒(速報値)で日本人トップの2位に入った。

昨年11月に1万メートルで自己ベストの27分59秒53をマークすると、先月2日に行われた第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の往路5区では区間新記録を樹立。しかし、大学卒業と同時に競技を引退することを表明しており、箱根駅伝後には瀬古利彦氏からは「もったいないよ!」と声を掛けられたが、若林は「マラソンが最後」と話しており、今春からは日本生命保険相互会社で社会人生活をスタートさせる。

そんな若林は初マラソンながら序盤から先頭集団でレースを進める。ペースメーカーが外れた30キロ過ぎ以降も先頭集団をキープ。最後はビンセント・キプチュンバ(ケニア)に屈したものの、堂々たる走りを披露した。 当レースは世界選手権の日本代表選考会を兼ねており、若林は参加標準記録(2時間6分30秒)を突破。だが、若林の意思に揺るぎはなく、ファンからは「引退が実にもったいない走り」「若林、このタイムで引退するのか」「2時間6分7秒で競技引退とかレジェンドすぎる」「この成績で世界陸上出ずに引退するいうてるんやからな」と悲しみの声が広がっている。

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