元衆院議員の宮崎謙介氏が2日、ABEMA TV「ABEMA的ニュースショー」に出演。自民党の岩屋毅外相が入居する東京・赤坂の衆院議員宿舎の部屋に女性が侵入していた件についての真相を明かした。
宮崎氏は今回の件について「色んなものが掛け合わさって、起こってしまった事件、事故なんです」と述べた。宮崎氏が関係者に話を聞いたところ「宿舎は青山宿舎という古いのと今回の赤坂宿舎がある。今回来た(女の)人は全く関係ない人なんですって」と明かした。続けて「その人が青山宿舎に行って『スタッフです』と言って岩屋さんの所に入ろうとした。そうしたら『先生は青山じゃなくて、赤坂ですよ』って赤坂に通された。それで青宿から赤宿の方にスタッフ同士で『今から行きます』と言って、ちゃんとした人が来ると赤宿の人が捉えてしまって、部屋まで案内してしまった」という。
岩屋外相の部屋が無施錠だったことにも特殊な事情があったようだ。「議員って、赤坂宿舎で鍵を掛けない人多いんですよ。セキュリティーバッチリだから。(住んでいる人が)議員なんで変なことする人いないだろうという前提でいるので、岩屋さんも鍵を掛けてなかった」と推察した。
女性と鉢合わせした岩屋外相は少し話をして女性に帰ってもらったという。宮崎氏は「警察沙汰に本当はすべきだったんだろうけど」と述べた。