ノア２日の八王子大会で、前ＧＨＣナショナル王者の征矢学（４０）が、ベルト奪還に向けて怪気炎をあげた。
この日、征矢は「チーム２０００Ｘ」のオオワダサンと対戦。序盤から情熱全開でリングインした征矢は相手のラフ攻撃をものともせずに圧倒し、弾道（ラリアート）からドラゴンスリーパーにつないでギブアップを奪い勝利した。
すると試合後、征矢はすっかり悪に染まった大和田侑改めオオワダサンについて「どうしちまったんだ！ どういう経緯でチーム２０００Ｘにいったか知らねえけどよ、あんなことをするためにノアに入ってレスラーになったわけじゃないだろ」と大げさに嘆いてみせる。そして「俺の情熱教育をぶつけていきたい。間違った道に行ったかもしれないけどまだ取り返しはつく。考え直せ」と更生を呼びかけた。
さらに１１日の東京・後楽園ホール大会で控えるナショナル王座戦にも言及。１月１１日のＶ６戦で敗れた遠藤哲哉へのダイレクトリマッチとなるが「この会場に来て、ＧＨＣナショナルのベルトの悲しい声が聞こえるよ…。あんたらもよーく耳をすませてみればハッキリ聞こえるんじゃないか？ 〝耐えられないよ、苦しいよ〟っていう声が…」と不思議なことを言い始める。
ナショナルのベルトへの愛が深まりすぎてその声が聞こえるようになったと真顔で話す征矢は「アイツ（遠藤）は『あんな鉄くずがしゃべるわけないだろ。頭がおかしいんじゃないですか？』と言うかもしれない。でも、本当に聞こえるんだ。アイツには愛情が足りないんじゃないか？ だから嫁さんの１人も見つけられないんじゃないか？」と力説するのだった。