日本ハムの清宮幸太郎内野手(25)が沖縄キャンプ2日目(2日)に早くも「特守」に臨んだ。
全体練習終了後に同僚の遊撃手・水野と共にグラウンドに姿を現すと直後から谷内内野守備コーチに三塁守備の指導を仰ぎながらノックがスタート。その後は休憩を挟みながらも1時間以上にわたり水野と共に「ノックの嵐」を受け、白色の練習着は泥まみれになった。
久しぶりに長時間に及ぶ猛練習をこなした清宮は「疲れた?いやいや、まあまあですね。しんどいですけどヘトヘトって感じではないです」と苦笑い。それでも、今回の特守でライン際の打球処理などを谷内コーチから学べたことは収穫だったという。
「自分の(打球処理)感覚とすり合わない部分があったので。そこを確認できました。グラブを出すタイミングとかが自分の中でワンテンポ遅れている感じだったので。(守備位置での)足の角度とかも新たな発見というか。谷内さんも気になっていたところだと思いますけど、自分の中で感覚がおかしかったので。そこはクリアになったと思います」
すでに新庄剛志監督(53)からは今季、主に三塁での起用を示唆されている。
「(練習を)何時間やった、とかはあまり関係ないと思いますけど今日はいい時間でした。(守備練習は)積み重ねが大事だと思いますので。これからもやっていけたら」(清宮)
正三塁手の死守に向け技術向上に余念がない様子だった。