全米を揺るがす世紀のトレードの影響で、米プロバスケットボールNBAレイカーズの八村塁(26)が放出される可能性が高まってきた。
米スポーツ専門放送局「ESPN」は1日(日本時間2日)、マーベリックスのルカ・ドンチッチとレイカーズのアンソニー・デービスの電撃トレードが成立と報道。その後、英スポーツ専門放送局「スカイ」など欧米各国のメディアがトレードが決定すると一斉に報じた。
ドンチッチは昨季のNBA得点王で、これまで数々のタイトルを獲得してきた現役屈指のスーパースター。しかも25歳と若く、デービスとの交換で名門レイカーズへ加入となれば、今世紀最大とも言える衝撃のトレード劇となる。
ESPNによると、ジャズも絡んだ3チームによるトレードになる。マーベリックスはレイカーズからマックス・クリスティーと2029年ドラフト1巡目指名権を獲得。レイカーズは他にマキシ・クレバーとマーキーフ・モリスを獲得し、ジャズはレイカーズからジェイレン・フッドシフィーノなどが加入する。
世紀のトレードはSNS上でも話題沸騰。「とりあえず八村がレブロンとドンチッチと並ぶ姿見れるって日本人には得しかないな」などと八村がドリームコンビと絡む姿に期待が高まっている。
その一方で、このトレードの余波で八村放出の可能性が一気に高まるとの意見も。というのも、デービスを放出することで絶対的なセンターが不在となり、このままでは守備崩壊が目に見えている。そのため大物センターを補強することが濃厚で、他球団から評価の高い八村がトレード要員になるというわけだ。
ファンからはSNS上で「センターとDF終わってるからこれ八村放出してセンター取るだろ、リーブスは残したいし」「レイカーズからしたらセンター不在? これで八村放出してセンター取ったら激萎え案件やで」「これでC(センター)獲得のために、八村トレードになったら嫌だなぁ ルカの元で動く八村観たいよぉ」などと八村退団を不安視する声が続出している。
八村は2大スターと競演するのか、それとも名門を去るのか。6日のトレード期限へ向けて激動の日々となりそうだ。