ボクシングの元世界2階級制覇王者ルイス・ネリ(30=メキシコ)と対戦するWBA&WBO世界フェザー級15位・亀田京之介(26=TMK)が〝瞬殺宣言〟だ。
京之介はネリと今月22日(日本時間23日)にメキシコで対戦。試合は124ポンド(約56・2キロ)契約のノンタイトル10回戦で行われる。ネリは昨年5月、東京ドームで世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)に挑戦。モンスターに6ラウンド(R)TKO負けを喫して以来の試合となる。
そうした中、ユーチューブチャンネル「TMK BOX TV」は京之介が1月29日に関西空港からメキシコに向けて出発した模様を公開。京之介は「楽しみで仕方ない」と心境を明かし、ネリの印象については「そもそも知らんかったな。井上尚弥とやった時に初めて知った。井上尚弥から初めてダウン取ったやつということしか頭になかったから。まさか、やるとも思ってなかった」と率直に語った。
また、今回の試合は「力の差がありすぎる」と指摘されていることについては「言われて、しゃあないでしょ。(ネリは)ランキングも上だし、言われんのは当たり前やろうけど。これをキッチリ勝って、みんなを見返したろうかなって感じですね」と反骨精神をのぞかせた。
開催地はネリの母国で完全アウェーの環境にも「そういう経験もしてみたかった。今まで日本でやって文句言われとったし。『弱い相手や』とか言うてくるやつおったけど。これで勝ったらホンマの男でしょ」と言い切った。
その上で「勝って帰ってくる。それだけ。勝てへんという声が多いけど、最高に楽しいどつき合いして、3R以内にKOして帰ってきます」ときっぱり。井上の6Rよりも早い、序盤でのKOを宣言した。