夫婦漫才コンビ「宮川大助・花子」の宮川大助と宮川花子が2日、大阪・成田山不動尊(成田山 明王院)で行われた「令和7年 成田山節分祭」に特別参加年男として出席し、追儺豆まき式で元気に豆をまいてみせた。
成田山の節分祭は社会・公共問題を主願としており、今年は「大阪・関西万博成功」と「交通安全」などを祈願。この日は昨夜から降り続いた雨が日の出とともにやみ、1回目の豆まきに約2万3000人が集まった。
現在、多発性骨髄腫で闘病中の花子も手作りの赤鬼デザインのマスクを身に着け、車いすで参加し、夫婦並んで「福はうち」と元気な声で集まった人たちに豆をまいていた。
豆まき後に花子は「今日は危なくないように、病院の先生が付いてくださっていた」と明かした。また、今の体調について「疲れた。朝早かったからね。7時に出発や言われてて、ごはんも制限してたので。これ(成田山節分祭)に合わせて(体調管理している)。みなさんと会えるのが楽しみだから」と、病気を感じさせない明るい笑顔で答えた。
花子は行事に参加していた吉村洋文大阪府知事と豆まき後に会話していた。
「(吉村知事が)パワフルやったからね。万博がんばろなー。たのむでーって話(をしていた)。パワフルなガッといく人って、いいじゃないですか。私は大事だと思う。あのパワーに声をかけさせてもらいました」
万博の公式マスコットキャラクター・ミャクミャクを初めて見た時、気持ち悪かったという。
「楽屋に来た時『ぎゃー』って思ってたんやけど、慣れてきた。ああいうの気持ち悪いんですよ。でも、今年は親しんできて、ミャクミャクとも『イエーイ、やろうぜ』って感じ」と花子節で明るく答えた。
来年4月9日で結婚50周年(金婚式)。「頑張るでえ」と言いながら、大助とともにその場を後にした。