カーリングの日本選手権初日(2日、横浜BUNTAI)で、北京五輪女子銀メダルのロコ・ソラーレ(LS)は黒星発進となった。
今大会で4位以下だった場合は、2026年ミラノコルティナ五輪への道が消滅する一戦。世界ランキング9位で伸び盛りの北海道銀行との一戦は、0―1の第2エンド(E)にスキップ・藤沢五月のダブルテイクアウトで2点を奪取。その後も一進一退の攻防が続き、前半の5Eを3―4とリードを許して折り返した。
後半は後攻で迎えた第6Eに1点をスチールされる。複数得点のピンチを迎えた第7Eに藤沢の最終投で1点を返すなど、第9Eを終えて1点差に迫るも、5―7で敗れた。
1日の前日会見で「みなさまの心に残る試合を1試合1試合していきたい。たくさんの方にこれがLSというものを見せたい」と語っていた藤沢。スタートダッシュは切れなかったが、ここから巻き返すことはできるか。