プロレスの祖・力道山が眠る東京・大田区の池上本門寺で2日、恒例の「節分追儺式(ついなしき)」催され、女子プロレス「スターダム」の舞華&HANAKOが初参加した。
この日、東京・後楽園ホール大会に出場した2人は、試合後すぐに移動して豆まきに参加。多くの参列者が詰めかけた会場で、思いを込めて豆をまいた舞華は「今の私は厄が一切ないですし、みんなの笑顔を見てさらに心が満たされました。心も身体も福福な福女です!」と笑顔を見せると、HANAKOも「楽しかったですし、今年はいい年にするぞっていう気持ちになりました」と語った。
この日、後楽園大会で2人は極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」と対戦。仲間の白川未奈がボコボコにされて極悪軍団の餌食になった上に、最後は舞華がテクラに毒グモ・デス・ドロップで3カウントを献上した。ドンナ・デル・モンド時代はタッグを組んでいたテクラに救いの手を差し伸べていた舞華だったが、この日の試合で心が変わったという。
「今日の試合で話し合うことすら、無理なんだなとわかった。白川を必要以上にボコボコしやがって…今日は鬼も退治したし、私は普段からみんなに福を与える人間だけど…。豆まきをして私は鬼になる決心をした」とヘイト討伐への決意を明かした。
また、HANAKOは1月26日の高田馬場大会で、フューチャー王者の天咲光由に挑戦を表明。王者も受諾し、王座戦が決定的になっている。HANAKOは「私はいつでも挑戦できるくらい準備はできているので、待ち遠しいです! 今日、豆もまいて心の中にある悪いもの全て追い出したので。この勢いのままフューチャーのベルトを取って、幸先のいいスタートを切りたいです!」と意気込んだ。
最後に舞華は「なんかこの後、お酒が飲めるらしいので…」と言い残し、足早に消えていった。