俳優の横浜流星が主演を務めるＮＨＫ大河ドラマ「べらぼう～蔦重栄華乃夢噺～」の第５回「蔦（つた）に唐丸因果の蔓（つる）」が２日、オンエアされ、蔦重（横浜）のもとで働いている唐丸（渡邉斗翔）に大きな動きがあった。
蔦重は鱗形屋（片岡愛之助）のもとで働き、のれん分けで本屋になる道を選択するかどうかで悩んでいた。そんな中、唐丸はお使いの帰りに、向こう傷の男（高木勝也）と出会う。
男が何者か知らなかった唐丸だが、この男から「教えてやろうか、おめえはどこの誰で、あの日、何をしたか」と脅され始める。後日、店を訪れた男は唐丸に「金、できたか」という。唐丸は「無理だよ、銭箱、カギかかってて」というものの、店の留守番を頼まれた時に、店の金を盗んで男に渡したようだ。
しつこく脅される唐丸は、最後に店の銭箱ごと持ち出して男に渡す。その際には「銭箱を、これであの店には戻れないよ、だからもうあの店には構わないで」と伝え、銭箱を開けようとしている男を見つめ「おしまいだよ」と言いながら、男と一緒に川に飛び込んでしまう。
唐丸がいなくなったため、行方を捜す蔦重。だが、諦めて店に帰ると奉行所の与力が店を訪れており、男が溺れて死んだことを伝えられる。その一方、唐丸の生死の行方は分からずじまいだった。
ＳＮＳ上では「唐丸くん大丈夫かな」「子役唐丸の最終回！？」「唐丸くん、戻ってくるよね」と心配する声が多く投稿された。第４回で絵師としての才能を開花させた唐丸だけに「天才絵師として戻ってくるよね」「謎の絵師・東洲斎写楽だと予想しています」と、今後の展開を考察する視聴者も続出している。