巨人に新加入した田中将大投手(36)が、キャンプ終盤で実戦登板を果たす理想を語った。
宮崎キャンプ2日目となった2日、サンマリンスタジアム正面前の特設ステージで行われたトークショーに参加。司会者から開幕へ向けた復帰プランを問われると「大きなことは言えないけど、今取り組んでいることがモノになればいけると思うので、1つでも多くチームに勝ち星を持ってこられるように頑張りたい」と意気込みを口にした。
その上で「理想でいえば、2月の最後の方に1試合でも投げられれば、開幕に入っていくという意味では」と2月下旬のオープン戦での復帰登板を想定しているようだ。
ただ、現状はキャンプで久保巡回投手コーチと二人三脚でフォーム改造に着手。この日も2日連続でネットスローに取り組み、約30分間にわたって汗を流した。しばらくピッチングは控える方針で「焦らずにやっていきたい。理想はそう(2月末と)思ってましたけど、そこは進み具合によって変わるだろうし、慌てる必要はないです」とあくまで無理はしないことを強調したが、早ければ2月末の実戦マウンドで雄姿が見られるかもしれない。