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【中日】根尾昂は中継ぎへ配置転換「一軍で必要とされる投手に」

東スポWEB 2025年2月3日 5時13分

中日・根尾昂投手(24)の今季の持ち場は中継ぎとなりそうだ。

井上一樹監督(53)が2日にキャンプ地の沖縄からドラゴンズ応援番組「サンデードラゴンズ」(CBC)に生出演。起用法について「僕の中では中(中継ぎ)ですかね。突然〝昂行け〟という時の方がいいピッチングをするイメージがある。突然行くパターンの方がうまいこと回るのかなと思います」と語った。

根尾は2022年に野手から投手に転向。同年は中継ぎとして24試合に登板(先発1試合)したが、23年からは先発での一軍登板を目指した。しかし2試合にとどまり、翌24年も先発は1試合(中継ぎ2試合)だった。

2年間目指してきたスターターから中継ぎへ配置転換となりそうだが、根尾は「一軍で必要とされる投手になるというのが一番」と与えられた場所でベストを尽くすつもりだ。

「秋季キャンプで井上監督にも〝リリーフの方が力を発揮できるんじゃないか〟という話はされていた。オフシーズンも毎日ほぼ投げてましたし、ロングリリーフだったり、そういうところに適性を見いだされているのかなと感じるので、どこに当てはまってもちゃんと抑えられるようにと思っています」(根尾)

実際、これまでにもOBやチーム関係者の間からは「根尾がマウンドに上がるとドームの雰囲気が変わる。先発が打ち込まれた時なんかのロングリリーフが向いているのでは」という声が上がっていた。

背番号も「7」から「30」に変わり「7年目になるんですけど、6年目までとはひとつ心新たにというか、そういう形で入ることかなと思います」と心機一転を図るつもりの根尾。リリーフで覚醒すれば投手陣の厚みはさらに増しそうだ。

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