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【スターダム】闇落ち王者・上谷沙弥 中野たむの勘違い指摘「玖麗のうれしそうな顔、見たことない」

東スポWEB 2025年2月3日 6時8分

召し使いになりなさい――。女子プロレス「スターダム」のワールド王座を保持する〝闇に落ちた不死鳥〟こと上谷沙弥(28)が、2日の後楽園大会で鈴季すず(22)を退け、初防衛に成功した。試合後には前王者・中野たむの挑戦表明を即却下。代わりに王座挑戦をかけたタッグマッチを行うことを提案したが、自身が勝った暁には、中野の後輩・玖麗さやかの極悪軍「H.A.T.E.(ヘイト)」入りを条件に突きつけた。そこには上谷の〝黒い思惑〟があった。

上谷は昨年末の両国大会で中野を撃破し、同王座を初戴冠。V1戦では鈴季の予測不能な動きに苦戦を強いられたが、王者が意地を発揮して最後はスタークラッシャーで3カウントを奪った。

この日の観衆は1614人超満員札止め(主催者発表)となり、大盛況に終わった。団体最高峰王者として、満足げな表情を浮かべた上谷は「バルコニーや一番後ろまで立ち見のしもべたちが来てくれて、両国、後楽園と満員札止め。それだけみんなが私のとりこになってるって証拠。まだまだスターダム史上最大の悪夢は始まったばかりだから、これからも最狂の悪夢をしもべたちに見せていきたいと思ってるよ」と目をぎらつかせた。

試合後には、中野から同王座への挑戦を表明されたが即却下し、代わりに王座挑戦をかけたタッグマッチを提案。そこで自身が勝利した場合には、なんと玖麗を配下にする条件をブチ上げる。これを中野は受諾した。

上谷は中野について「私がアイツから赤いベルト(ワールド王座)を奪って、まだ1か月しかたってないのに何様?って感じだよね。でも、アイツにとって赤いベルトがそれだけ大切なんだなっていうのはわかったから、あの提案をした。もちろん、私が負けたら何でも願いをかなえてやるよ」と強気のアピールだ。

勝利した場合に〝しもべ〟となる玖麗は、上谷に憧れてスターダムに入団した。2023年12月のデビュー戦で玖麗に胸を貸した上谷は「本当に付いていきたい先輩は、中野たむじゃないんじゃないかなって、ずっと思ってて。それは試合後に中野たむが玖麗に何度かキスをしてたんだけど、玖麗がうれしそうな顔をしているのを見たことがない。それにキスを返したことが1回もない。私に憧れてスターダムに入ったって言ってたし、心の奥では本当に好きなのは私だと思うんだよね」と勝手に考察した。

そこまで見込んでいながら、玖麗が自身のしもべになった場合は、中野への見せしめのために〝召し使い〟から始めてもらうという。「もちろんちゃんとかわいがるよ。でも、まずは…すずに足臭いって言われたから、玖麗に靴磨きからしてもらおうかな」とニヤリ。闇に落ちた不死鳥が、スターダム戦士に地獄を見せていく。

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