フランス1部レンヌに加入したばかりの日本代表FW古橋亨梧(30)が2日(日本時間3日)、ホームのストラスブール戦でいきなり先発でのデビューを果たした。
スコットランドの名門セルティックから移籍した古橋への期待の高さが表れた。加入してすぐ先発出場を果たした古橋は、チャンスをうかがいピッチ上で躍動する。前半42分にはゴール前で右からのクロスに飛び込んだり、ミドルシュートを放つなど、存在感を発揮。得点は奪えなかったが、後半21分までプレーした。チームは終盤に得点し、1―0で勝利。連敗を4で止めた。
古橋加入前、チームは16位と低迷し先月末にホルヘ・サンパオリ監督を解任。元セネガル代表のベエ新監督が就任した。移籍決定後に指揮官が変更になる難しい状況の中でも、古橋は着実な一歩を踏み出した。
レンヌの公式Xでは、古橋が試合後、1人前に出てサポーターと勝利のセレモニーをする姿を投稿。また「新しい家での最初の成功の喜び」と歓喜する古橋の写真もポストした。今後も熱い期待を一身に浴びそうだ。