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【侍ジャパン】井端弘和監督が阪神キャンプを視察 佐藤輝明に三塁死守を厳命

東スポWEB 2025年2月3日 14時35分

侍ジャパンの井端弘和監督が3日に阪神春季キャンプ地の沖縄・宜野座を視察訪問。虎の主砲・佐藤輝明内野手を有力な選出候補であると高く評価した上で、自身の本職である三塁の定位置をシーズンを通して死守するよう厳命した。

入団から3年連続で20本塁打以上をマークしてきた佐藤輝だが、昨季はキャリア最低の16本塁打。失策数も12球団最多の23と攻守に課題を残した。それでも侍指揮官からの高い評価は揺るがない。

「佐藤輝は20本塁打台で終わるような選手ではない。40本塁打、50本塁打と一気にいける選手」と天性の長打力を称賛。思い描くのはノックアウト形式となるWBCのトーナメントラウンドだ。「佐藤輝の武器は長打。WBCも準決勝や決勝あたりでは本塁打でしか点が取れていないので期待している」。膠着した状況を打破する規格外弾道こそが、虎の主砲に課された使命だ。

複数ポジション制を採用する阪神・藤川新監督の方針もあり、佐藤輝は今春から本職の三塁に加え外野守備にも再挑戦中。内外野双方をこなせることは代表選出への〝近道〟となるようにも見える。

だが、井端監督は「どうせ出るなら三塁のポジションひとつで絞ってきてほしい。逆に外野となるとなかなかアレなので。阪神でも三塁ですしね。そこで勝負してほしい」と代表では固定の三塁手としての起用を抗争していると明言。ホットコーナーこそが佐藤輝の〝生き場所〟であるとメディアを通じてメッセージを送った。

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