身長201センチを誇る西武の新外国人右腕、トレイ・ウィンゲンター投手(30=前カブス)が3日、初めてブルペン入りし25球を投げ込んだ。
来日初ブルペンを終えた右腕は「日本で初めてのブルペン、チームメートと並んで投げることができたのでよかった。前半は真っすぐ、スライダ―、チェンジアップの3球種をしっかりベース上に投げること。後半は試合を想定して投げていた」と25球を振り返った。
その上で「日本のボールはめちゃめちゃしっくりきていて好きです。アメリカのボールに比べて表面もしっとりしていてグリップが効くし縫い目も高いので指に掛かりやすい。ただまだアメリカで投げていたような軌道は出てきていないので、そこはしっかりボールに慣れていって自分の特徴を出して行きたい」と今後の課題も語った。
投球後には捕手の古賀と入念に自身の特徴をすり合わせ。「シーズンを通して組んでいくことになると思うので、まずは自分を知ってもらうこと。どういうピッチングスタイルで、同球種でストライクを取りにいくのか、三振の取り方はこう。ボール球が多くなってきた時にどう修正していくのか。戦っていく上で必要なことを情報共有していた」と笑顔で語っていた。