Infoseek 楽天

【巨人】フォーム改造中の田中将大が初ブルペンで好感触 久保コーチ「仕事がなくなる…」

東スポWEB 2025年2月3日 16時19分

日米通算200勝まで残り3勝に迫る巨人の田中将大投手(36)が3日、今キャンプで初めてブルペン入り。ブルペン捕手が立ち投げの状態で8球、片ヒザをついた状態で28球と計36球を精力的に投げ込んだ。

宮崎キャンプ3日目にして田中将がギアを上げた。キャンプインから2日間はネットスローのみだったが、この日はキャッチボールの状態が良いとみるや、急きょブルペン入りを決定。5、6割の力の入れ具合ながら「良かったですよ。練習していることと同じような感じで投げられた。そこはすごい収穫だったなと思います」と充実した表情を見せた。

初日から久保康夫巡回投手コーチ(66)からマンツーマン指導を受け、フォーム改造に着手。キャンプ前との感覚の変化について「全然違います。全部が違います。(体重移動や腕の振りなど)もう、投げている感覚が違います。めちゃくちゃいいです」と手応えを口にした。

見守った久保コーチも「キャッチボールからすごくスムーズにいった。5、6分の割にはボールが速いし、強いし、コントロールはズレないし。非常にいいですね」と称賛。この日は低めをあまり意識させず、一歩一歩段階を踏ませており「いい段階ですね。早過ぎるな。仕事なくなる」とジョークまで飛び出すほど。前日2日のトークショーで田中将は、理想として2月末までに試合で登板する意気込みを見せていたが、久保コーチは「今日の感じでしたらゴーサインを出せそうですね」と、うなずいた。

それでも田中将は「最後、何球かちょっと力を入れて投げたけど、全然まだまだ体の使い方というのを覚え込ませていかないとダメ。結果、力んでもしょうがない。力感のない状態でボールはいかせたい。そこをしっかり自分のモノにしたい」と気を引き締めていた。

この記事の関連ニュース