〝女子プロ界の横綱〟ことセンダイガールズ・里村明衣子(45)が、〝お騒がせ女子レスラー〟のウナギ・サヤカ(38)を公開説教した。
4月に現役を引退する里村は、16日の東京・後楽園ホールで行われるワンマッチ興行「殿はご乱心 我が名は」でウナギとシングルマッチで激突する。3日に後楽園ホールで開かれた会見に出席した里村は「超満員の中で最高の戦いをできることに私は喜びを感じています。ただ、私の攻撃にウナギが耐えられるか非常に心配。10分、いや5分ももたないと思う。そうされたくなかったら頑張ってください」と語った。
2人はこれまで対戦したことはなく、最初で最後のシングルマッチになる可能性が高い。ウナギの印象について里村は「行動力があって有限実行しているのは素晴らしい。ただ、レスラーとしてはどうかな。今こうして言葉が出てこないっていうのは、これが評価なんじゃないでしょうか」と眉間にしわを寄せた。
同試合は時間無制限1本勝負で行われ、ウナギVS里村の試合以外に予定している試合もゲストもいない。里村の短期決着宣言に対しウナギは「試合が5分で終わることはないと思いますし、終わらせないですよ。でももしそうなったらビンゴ大会でもやりましょうか…」と明かした。
すると、この言葉に表情をこわばらせた里村は「試合以外でそういうところを考えている時点で、何か勘違いしてるんじゃないかなと思いますよ。何のための興行なのか。里村対ウナギ・サヤカの試合じゃないの? まずはリング上だろ!」と激怒。その後も怒りは収まらず、質疑応答終了後には自らマイクを持ち「この試合に向けて燃えたぎる何かがあるんじゃないかと思って私は今日ここに来た。なんか起爆剤となる言葉とかないのかな? もっとメーター上げろよ!」と声を荒げた。
最後には「私は何をされても揺るぎません。今の時点で勝ちが見えました。それを揺るがせたいなら、当日までにテンション上げて来いよ」と通告した。
後楽園史上初となる女子のワンマッチ興行に不穏な空気が流れている。